一般社団法人 日本助産学会

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入会案内
学術賞・助成金

学会賞

更新日時:2024年2月1日

学会賞について

1)功労賞 
(1) 資格
①10年以上日本助産学会会員であること。
②代議員歴が通算5期以上又は、本学会の運営等活動実績のある者。
(2) 選考基準
本会の発展に指導的役割を果たしたと認められること、学会の活動、発展に貢献したと認められること。
(3) 選考方法
本学会の運営等活動実績のある者を表彰関連委員会が選出する。
選出された候補者は、理事会の議を経て授賞者と決定する。

2)学術賞 
(1) 資格
① 日本助産学会会員であること。 
② 応募年度を含む過去1年間に本学会誌に助産学に関する原著論文を筆頭著者として発表した者。 
(2) 選考基準
論文の内容が助産学分野において一連の研究成果が得られたものであること、学術領域へ大きく貢献したものであること。
(3) 選考方法
選考にあたり、代議員が下記の項目について3件法で評価し、候補者を選定する。
① 助産学における学術的価値
② 助産実践への貢献度
③ 将来展望 
選出された候補者は、理事会の議を経て授賞者と決定する。

3)奨励賞 
(1) 資格
① 3年以上日本助産学会会員であること。 
② 助産実践者としての活動歴が10年以上であり、応募年度を含む過去3年間に本会で発表した助産実践者で、助産実践の向上や開発に貢献していること。
(2) 選考基準
助産実践の向上や技術開発の発展への先見性があり、将来助産実践に関して更なる成果が期待できること
受賞資格を有する者の自薦、又は本会会員の推薦のうち、候補者を委員会が選出する。
(3) 選考方法
活動実績のある者を表彰関連委員会が選出する。
選出された候補者は、理事会の議を経て授賞者と決定する。
※公募方法は、下記の書類を事務局あてに郵送またはメールにて提出する。
「応募申請書」「業績の概要」「発表抄録または論文1編のコピー/別刷/PDF」「推薦書(他薦の場合のみ)」

奨励賞候補者の推薦応募について

本学会では現在、奨励賞の候補を公募しております。つきましては、応募申請書で公募内容をご確認いただき、必要事項をご記入の上、2024年5月31日(金)まで(郵送は消印有効)に事務局へお送りください。

最新の学会賞受賞者

第18回日本助産学会賞の受賞者紹介

功労賞
福井トシ子

 福井トシ子氏は、日本看護協会の会長を退任後、現在、国際医療福祉大学大学院 副大学院長、教授としてご活躍されています。本学会においては代議員8期、理事4期を歴任され、2006年には東京で開催された第20回日本助産学会学術集会「チームで育つ助産のチカラ」のテーマのもとに大会長として成功をおさめられました。本学会の総務委員、助産政策等で精力的に活躍し、助産師の社会的地位の向上と質の高い安心・安全な助産サービスを提供するためにご尽力されてきました。本学会の発展に寄与した功績は顕著であり、数多くの功労をおさめられました。

学術賞
吉田 静

 吉田静氏は、現在、福岡県立大学看護学部、准教授としてご活躍されています。今回の受賞論文のテーマは、「子どもを喪失した父親の体験と看護者へ望む支援」であり、子どもを喪失した父親9名の体験を質的に分析されました。その結果、母親との身体感覚の相違による子どもの死への悲しみの深さのギャップ、仕事によって日常を取り戻すも家族の成長や時間の停止を感じていました。父親は本音で話をしやすい同性の看護者に思いの表出を望んでいたことを明らかにしました。本研究成果が日本における男性へのグリーフケアの浸透へ生かされることが期待されます。

奨励賞
川島広江

 本年度は、特に、コロナ禍での助産サービスにご尽力された方に授与されました。
 川島広江氏は、現在、川島助産院院長としてご活躍されています。長年、地域での母子の支援や助産師教育に尽力されてきました。コロナ禍においても地域の助産師会の活動として、妊婦と家族の学習機会・相談の場を継続的に提供するための電話相談や動画配信を行い、妊婦の不安に寄り添って情報を提供してきました。また、「いのちの講座」等、生と性の教育にも精力的に取り組まれており、その活動は社会的にも高く評価され賞賛に値するものです。

歴代受賞者一覧

功労賞 学術賞 奨励賞
第1回 松本 八重子 亀田 幸枝
第2回 三井 政子 松崎 政代
第3回 浅生 慶子 辻 恵子 中根 直子
第4回 村山 郁子 正岡 経子 瀧澤 和子
第5回 若松 かをい 楠見 由里子 大谷 タカコ
第6回 多賀 琳子 中村 幸代 石田 登喜子
第7回 近藤 潤子 白石 三恵 中川 朝美
第8回 加藤 尚美 長田 知恵子 福島 恭子
第9回 竹内 美恵子 篠﨑 克子 渋川 あゆみ
第10回 青木 康子
小木曽 みよ子
藤田 景子 橋本 麻由美
村田 佐登美
第11回 坂井 明美 中田 かおり 片岡 弥恵子
第12回 岡本 喜代子 佐藤 珠美 坂梨 京子
第13回 宮崎 文子 礒山 あけみ 李 節子
第14回 丸山 知子 仲田 靖子
佐藤 恵
山本 智美
 第15回 堀内 成子 宍戸 恵理 高室 典子
第16回 加納 尚美 卯野 陽子 岡本 登美子
第17回
我部山 キヨ子
新川 治子
柳村 直子
永原 郁子
第18回 福井 トシ子 吉田 静 川島 広江

 

 

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