一般社団法人 日本助産学会

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助産関係情報

助産政策

更新日時:2026年1月6日

助産政策委員会は、助産師のケアを社会に広く公平に普及させ、女性の健康や母子・家族の福祉向上を目指して政策活動を行っています。診療報酬改定に向けたワーキンググループの設置など、多方面で取り組んでいるほか、年2回の助産政策ゼミを開催し、助産師の専門性や関連課題について議論を深めています。

39回日本助産学会学術集会 委員会企画セッション報告

 2025年11月16日、第39回日本助産学会学術集会において、助産政策委員会による委員会企画セッション「助産師の活躍推進のための産科区域特定とは」が開催されました。冒頭では、助産政策委員会の政策提言に向けた各ワーキンググループ(WG)の活動報告が行われ、産科混合病棟における区域特定の実態調査や、乳腺炎・妊娠糖尿病に関する取り組みを紹介しました。

続いて、厚生労働省 医政局地域医療計画課 救急・周産期医療等対策室長・近藤祐史氏より、第8次医療計画における産科区域特定の制度的背景と、周産期医療体制の現状についてご講演いただきました。さらに、大森赤十字病院 看護師長・池田陽子氏からは、コロナ禍や分娩数減少を契機とした産科区域特定の実践について、他診療科との連携や看護師とのタスクシェアによる病床管理の工夫など、現場の取り組みをご紹介いただきました。 

本セッションは、助産政策委員会のWGの課題「産科区域特定」を推進する活動の一環でもあり、今後の政策提言に向けた重要な知見が共有されました。

2025年度第2回助産政策ゼミ「正常分娩の保険適用を含む妊婦の経済的支援策に関する議論」を開催しました

 今回の助産政策ゼミでは、妊婦の経済的支援に関する政策動向について議論を深めました。『妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会議論の整理』を踏まえ、出産費用の無償化や安全な選択肢の拡充、妊産婦への切れ目のない支援体制の構築についての動向を重点的に学ぶ機会となりました。また、医療機関の持続可能性を考慮した制度設計が模索される中で、支援策の公平性と実効性を追求する必要性が強調されていました。

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2025年度第1回助産政策スペシャルゼミ「オランダにおける出産費用と支援の実際」を開催しました

 2025年「助産政策スペシャルゼミ」にて、オランダの出産費用と支援制度について学びました。講師のvan der Hulst 美穂氏より、公的補助の仕組みや助産制度の特徴について解説があり、特に産後ケア制度 クラームゾルフ(Kraamzorg) の実践が紹介されました。オランダでは、産後すぐに母子が自宅へ戻り、専門のケアワーカーが新生児のケアや母親の健康管理を支援します。この制度の特徴や日本との違いについて議論が交わされ、今後の助産政策への示唆が得られました。

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これまでの活動

助産師の活躍促進のための業務実態に関する調査 事例集2019

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