助産政策委員会は、助産師のケアを社会に広く公平に普及させ、女性の健康や母子・家族の福祉向上を目指して政策活動を行っています。診療報酬改定に向けたワーキンググループの設置など、多方面で取り組んでいるほか、年2回の助産政策ゼミを開催し、助産師の専門性や関連課題について議論を深めています。
2025年度第1回助産政策スペシャルゼミ「オランダにおける出産費用と支援の実際」を開催しました
2025年「助産政策スペシャルゼミ」にて、オランダの出産費用と支援制度について学びました。講師のvan der Hulst 美穂氏より、公的補助の仕組みや助産制度の特徴について解説があり、特に産後ケア制度 クラームゾルフ(Kraamzorg) の実践が紹介されました。オランダでは、産後すぐに母子が自宅へ戻り、専門のケアワーカーが新生児のケアや母親の健康管理を支援します。この制度の特徴や日本との違いについて議論が交わされ、今後の助産政策への示唆が得られました。
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