一般社団法人 日本助産学会

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助産関係情報

国際情報・国際活動

更新日時:2025年5月25日

国際情報

世界保健機関(WHO)発行の「Transitioning to Midwifery Model of Care(助産ケアモデルへの移行)」の抄訳版を作成しました

 

WHOは2024 年10月16日に、「Transitioning to Midwifery Model of Care」と題したポジションペーパーを発表しました。
これは WHO が 戦略的技術的エキスパートアドバイザーグループ、助産ワーキンググループを招聘し作成したものです。
ICMのSally Pairman 氏と、イギリスのキングス・カレッジ・ロンドンのJane Sandall氏の二人が共同代表として作成を先導しました。また、本学会員の新福洋子氏がワーキンググループメンバーとして参画しています。
日本助産学会は、WHOの許諾を得て、このペーパーの抄訳版を作成しました。
この翻訳は、WHOが作成したものではありません。WHOはこの翻訳の内容や正確性について責任を負い ません。
日本助産学会はWHOからこの日本語版の翻訳と非営利目的での公表許可を得ています。
日本語訳の 質および正確さの全責任は日本助産学会にあります。
英語版と日本語版の差異については英語版(原版)をご参照くださ い。
原版の転載引用については、原版の著作権の注意書きをご確認ください。
日本語訳の転載引用については、日本助産学会 に連絡し使用許諾を得てください。

◆日本語版
◆英語版

 

※「WHO発行の抄訳版を作成しました」の内容の一部のように掲載されています。

ICM情報

ICMとは

 1919年にベルギーで開催された国際助産師学会で、国際助産師連盟の前身が設立された。そして1922年の第1回ICM大会開催時、正式にその設立が決議され、1928年に名称が国際助産師連合(International Midwives Union)と決定された。1954年に国際助産師連盟(International Confederation of Midwives)に改称された。ICM本部は2000年からオランダのハーグに在る。

 ICMの大きな目的は、世界中の母親、乳児、家族へのケアを向上させることである。このために助産師の教育を高め、技術と科学的な知識の普及をはかり、各会員協会から自国政府への働きかけを支援し、また、専門職として助産師の役割の発展を推進している。

 2020年9月現在、124か国・地域、143協会が加盟。
日本からは日本看護協会助産師職能、日本助産師会、日本助産学会が加盟している。

本部所在地

Address   ICM Headquarters :Koninginnegracht60 2514 AE The Hague The Netherlands
Tel          + 31 70 3060520
Fax         + 31 70 3555651
E-mail     info@internationalmidwives.org
URL         http://www.internationalmidwives.org

ICMの活動

●ICM3年毎大会情報 

第34回 ICM3年毎大会  https://www.midwives2026.org/
【日程】2026年6月14日(日)~18日(木)
【開催地】リスボン,  ポルトガル(対面開催)
【大会テーマ】「One Million More Midwives」100万人の助産師を増やそう
【参加登録】https://www.midwives2026.org/registration-guidelines/ 
・Bonus Discount: 2025.3.25 迄
・Early Bird: 2025.3.26~2026.3.3
・Regular: 2026.3.4~2026.5.26
・Onsite: 2026.5.27~2026.6.18
【抄録】Abstract submission https://www.midwives2026.org/abstract-submission-guidelines/
・募集期間 2025.3.3~2025. 6.25
・カテゴリー等は、上記Abstract submissionページでご確認ください。

ICM発行文書

*原文はICMウェブサイト
*以下の文書は折りたたまれているものもありますのでクリックで展開してください。

〇 ICM定款・細則 
定款(ICM Constitution)(和文)(原文
細則(ICM Bylaws)
〇 ICM基本文書と世界基準
助産の定義(Definition of Midwifery)
助産師の定義(International Definition of the Midwife)(和文)(原文
助産師の倫理綱領(International Code of Ethics for Midwives)(和文)(原文
助産実践に必須のコンピテンシー2019(Essential Competencies for Midwifery Practice)
和文)(原文
女性と助産師の権利章典2017(Bill of Rights for Women and Midwives)(和文)(原文
助産ケアの理念とモデル2014(Philosophy and Model of Midwifery Care)(和文)(原文
助産規制の世界基準2011(ICM Global Standards for Midwifery Regulation)
和文)(原文
助産師教育の世界基準2021年改訂 (Global Standards for Midwifery Education )(和文)(原文
〇 ICM戦略的計画 (Strategic Plan 2021-2023)
和文
原文
〇 世界助産白書2021
和文
原文
〇 所信表明

*和文は項目分類して掲載していますが、ICMウェブサイトではアルファベット順に掲載されていますのでご注意ください。*項目をクリックすると文書にリンクします。

【母子ケアに関するもの】
【助産師に関するもの】
【ウィメンズヘルス】
【その他】

*原文はこちら

〇 その他の発行文書

国際助産師の日

●毎年5日5日は「国際助産師の日」です 

2025年の国際助産師の日のテーマは、

Midwives:Critical in Every Crisis(助産師:あらゆる危機で必要とされる存在)国際助産師の日

です。

地震や洪水などの自然災害、戦争や紛争などの人為災害のなかでも、助産師は必要とされます。

世界は今、自然災害や紛争・気候変動の影響など複合的な危機に直面しています。妊娠合併症やジェンダーに基づいた暴力の危機が高まる一方で保健サービスへのアクセスが制限されています。こんなときにこそ、コミュニティの中で働く専門家としての助産師の力が必要とされています。助産師は、安全なお産や産前産後ケアだけではなく、避妊・包括的な中絶ケア、ジェンダーに基づいた暴力に対するケア、母乳育児支援、緊急時にコミュニティが安全で健康でいられるような支援を行うことができます(2025年のテーマについてICMのメッセージの原文はこちらをご覧ください)


「国産助産師の日」のポスター・バナー・バーチャル背景を以下にリンクしています。

クリックしてダウンロードし、ご自身の職場や各施設の掲示板等にポスターを貼付したり、HPなどでのバナーの貼付・ご自身のZoomなどのミーティング時のバーチャル背景としてご利用いただき、アピールへの協力を是非お願いします!

ポスター↓

国際助産師の日

バナー↓

国際助産師の日国際助産師の日

バーチャル背景(濃)↓

国際助産師の日国際助産師の日

バーチャル背景(薄)↓

国際助産師の日国際助産師の日

国際助産師の日国際助産師の日

 

2024年
 ポスター  virtual背景1 virtual背景2

国際活動

動画:「あなたの妊娠出産を教えてください~ミャンマー編、ラオス編、日本編」

本動画は、トヨタ財団国際助成プログラム(2016年)「分かち合いから得られる出産の多様性と共通性」の成果物として、公益財団法人トヨタ財団および取材対象者を含む多数の関係者の協力により制作されました。
これらの動画を、一般社団法人日本助産学会会員を対象として、助産・医学・薬学・看護等の基礎教育を受ける学生への利用を目的に公開いたします。
本動画に関する著作権等の一切の権利は、一般社団法人日本助産学会が保有しております。
動画の公開、放送、上映、複製、領布、または貸与等することは認められません。
また、SNSへのアップロードなどもお控えください。
以上をご理解の上、視聴いただきますようよろしくお願いいたします。

以下、会員専用ページの「お知らせ」よりご覧ください。
https://smms.kktcs.co.jp/smms2/loginmember/jyosan



*本動画は、トヨタ財団国際助成プログラム(2016年)「分かち合いから得られる出産の多様性と共通性」の成果物として作成されました。
詳細はこちら

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