第37回日本助産学会学術集会において、開催したシンポジウム「“無痛”分娩で失うものを問う-赤ちゃん、ママ、社会の視点から-」に対しまして、様々なご意見をいただきました。
助産師は、「すべての妊産婦に助産師の支援を」という理念の元、活動を行っております。
助産師の責務は、無痛分娩(硬膜外麻酔を使用した分娩)を希望する方、麻酔を使わない分娩を希望する方、どちらに対しても正しい情報を提供し、意思決定を支えることです。
日本助産学会は、周産期や母子保健に関する様々な視点から学術的議論を行い、今後もすべての妊産婦に良質なケアが届けられるように力を尽くして参ります。
一般社団法人日本助産学会 理事長
片岡弥恵子