ICM情報
ICMとは
1919年にベルギーで開催された国際助産師学会で、国際助産師連盟の前身が設立された。そして1922年の第1回ICM大会開催時、正式にその設立が決議され、1928年に名称が国際助産師連合(International Midwives Union)と決定された。1954年に国際助産師連盟(International Confederation of Midwives)に改称された。ICM本部は2000年からオランダのハーグに在る。
ICMの大きな目的は、世界中の母親、乳児、家族へのケアを向上させることである。このために助産師の教育を高め、技術と科学的な知識の普及をはかり、各会員協会から自国政府への働きかけを支援し、また、専門職として助産師の役割の発展を推進している。
2020年9月現在、124か国・地域、143協会が加盟。
日本からは日本看護協会助産師職能、日本助産師会、日本助産学会が加盟している。
本部所在地
Address ICM Headquarters :Koninginnegracht60 2514 AE The Hague The Netherlands
Tel + 31 70 3060520
Fax + 31 70 3555651
E-mail info@internationalmidwives.org
URL http://www.internationalmidwives.org
ICMの活動
●ICM3年毎大会情報
第34回 ICM3年毎大会 https://www.midwives2026.org/
【日程】2026年6月14日(日)~18日(木)
【開催地】リスボン, ポルトガル(対面開催)
【大会テーマ】「One Million More Midwives」100万人の助産師を増やそう
【参加登録】https://www.midwives2026.org/registration-guidelines/
・Bonus Discount: 2025.3.25 迄
・Early Bird: 2025.3.26~2026.3.3
・Regular: 2026.3.4~2026.5.26
・Onsite: 2026.5.27~2026.6.18
【抄録】Abstract submission https://www.midwives2026.org/abstract-submission-guidelines/
・募集期間 2025.3.3~2025. 6.25
・カテゴリー等は、上記Abstract submissionページでご確認ください。
●ICM2025年評議会 投票結果と会議サマリー
ICM2025年評議会はオンラインで開催され、2025年6月11日から18日にかけて投票が行われました。結果は資料よりご参照ください。
ICM発行文書
*原文はICMウェブサイトで
*以下の文書は折りたたまれているものもありますのでクリックで展開してください。
〇 ICM定款・細則
定款(ICM Constitution)(和文)(原文)
細則(ICM Bylaws)
〇 ICM基本文書と世界基準
助産の定義(Definition of Midwifery)
助産師の定義(International Definition of the Midwife)(和文)(原文)
助産師の倫理綱領(International Code of Ethics for Midwives)(和文)(原文)
助産実践に必須のコンピテンシー2019(Essential Competencies for Midwifery Practice)
(和文)(原文)
女性と助産師の権利章典2017(Bill of Rights for Women and Midwives)(和文)(原文)
助産ケアの理念とモデル2014(Philosophy and Model of Midwifery Care)(和文)(原文)
助産規制の世界基準2011(ICM Global Standards for Midwifery Regulation)
(和文)(原文)
助産師教育の世界基準2021年改訂 (Global Standards for Midwifery Education )(和文)(原文)
〇 ICM戦略的計画 (Strategic Plan 2021-2023)
〇 世界助産白書2021
〇 所信表明
*和文は項目分類して掲載していますが、ICMウェブサイトではアルファベット順に掲載されていますのでご注意ください。*項目をクリックすると文書にリンクします。
【母子ケアに関するもの】
正常な妊娠、出産、産褥期のための適切な妊産婦へのサービス[2017年改訂]
助産とリプロダクティブ・ヘルス・サービスのための計画とリソース[2017年改訂]
妊娠中の喫煙と受動喫煙の軽減に向けた前向きな行動[2017年改訂]
帝王切開の適切な実施[2017年改訂]
出産時の適切な介入[2017年改訂]
合併症のある妊産婦への助産師のケア[2014年改訂]
出産における伝統と文化[2017年改訂]
自然分娩を保つために[2014年改訂]
自宅出産[2017年改訂]
分娩進行中の胎児の健康評価を行うための間欠的聴診法の使用[2017年採択]
分娩第三期における生理学的管理[2017年改訂]
母乳育児[2017年改訂]
完全母乳育児とHIV感染[2014年改訂]
新生児のケア[2017年改訂]
出生登録[2014年採択]
産科瘻孔[2017年改訂]
計画妊娠と家族計画[2011年改訂]
【助産師に関するもの】
助産師の倫理的雇用[2014年改訂]
助産:自律的な専門職[2017年改訂]
助産師の専門職としての責務[2014年改訂]
助産師主導のケア:すべての女性の第一選択[2017年改訂]
助産規制と女性との協力関係[2017年改訂]
女性と助産師のパートナーシップ[2017年改訂]
助産師は産婦にとって最も身近な保健医療専門家[2014年改訂]
助産師、女性と人権[2017年改訂]
助産業務を規定する法律[2014年改訂]
母親と乳幼児にやさしい助産師の雇用対策[2014年改訂]
専門職としての助産師と伝統的出産介助者との協力関係[2008年採択]
助産師の基礎および現任教育[2014年改訂]
助産教育者の資格と能力[2014年改訂]
研究における助産師の役割[2014年改訂]
災害/非常事態準備における助産師の役割[2014年採択]
【ウィメンズヘルス】
助産師と薬剤耐性の拡大防止[2017年採択]
助産師および女性と子供に対する暴力[2014年改訂]
助産師による中絶関連サービスの提供[2014年改訂]
災害時の女性と子どもの健康[2017年改訂]
健康な女性と乳幼児のための協働・協力関係[2014年改訂]
健康や母体の安全に影響を及ぼす債務取消および経済政策[2014年改訂]
女性器切除[2017年改訂]
ヒト免疫不全ウイルスと後天性免疫不全症候群(HIVとAIDS)[2014年改訂]
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の人々の人権[2017年採択]
移民・難民の女性とその家族[2017年採択]
【その他】
気候変動の影響[2014年採択]
後援と民間の協力[2014年改訂]
製品情報の展示[2011年改訂]
戦争および社会不安下の女性、子ども、および助産師[2014年改訂]
*原文はこちら
〇 その他の発行文書
ICM用語集2017
COVID-19関連 ICM Statement on the Humanitarian Crisis in Gaza(ガザにおける人道的危機に関するICM声明)(原文と和文)」ICM and Member Associations Call for Peace and Resourcing of Midwives During Violence in Palestine and Israel(ICM と加盟団体によるパレスチナ・イスラエル間の暴力における平和と助産師確保を要求します)(原文と和訳)